Tenshodo NYC 4-6-4 LOCO 製作記録
1953年発売のキットを蘇らせ完成させる

2025/6/9 完成し、YOU TUBE に、 UP しました





これにて完成です

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製作記録

天賞堂のミュージアムに載っている 1953年発売の
とんでも無い、希少品を入手⇒私より3才若い


よっさんが物好きに、またまた、アメリカ型のレストアに挑戦

Tenshodo NYC 4-6-4 HUDSON  をヤフオクで落札

例に因って、スペシャルペイントまで、してしまいますよ

到着時の状態



品物が到着しました
何と、木箱入り、ロット No.210 なのだ
よくもこんなものが手付かずで、残っていたものだ












ちゃんと、説明書入りです



紙と、ビニールの箱にくるまれていました



主台枠です 軸箱受けプレートには、天賞堂の銘板が半田付けされている





軸受けがスムーズに動くように幅を調整して
綺麗にヤスリがけして、黒染めをしました
軸受けのストロークが、ほとんどありません
塗装後の組み立てまでには、ストロークが出るようにヤスリで、削り込みます




ボイラー上廻り、半完成ボディ、作りが甘いと言えば甘い
プレスの板を丸めてある⇒ボイラーバンドが、角が鋭利で無い、ヤスリ掛けが必要
フロントの階段ステップが、角度がでたらめで、半田ものっていない
前の持ち主が、半田付けをしたような感じである
そう疑うと、ボディの半田付けがへたくそだ ハンドレールノブも一直線でない

多分、ボディを組み始めて、途中で製作を中止したのだろう

不具合部分は、半田を外し、修正する覚悟ができました



煙室戸は、黒染めのダイキャストだが、腐食して粉を吹いている 
これは、修正が手ごわいゾ






大丈夫、丁寧に磨き出し、煙室にはめ込みしました



カウキャッチャー(プレス板を二枚貼り合わせ)
コンプレッサーがこんな所にある
ロストでない、鋳造品、とても今の精度とは、程遠い
しかし、今回は、出きるだけ当時の物を再現しようと、思っているので、
このまま、作るとします




綺麗に磨きました



ボイラーの錘、使えるかなぁ、ぎりぎりの選択だネ
これは、はめてみるとモーターに当るので、8mm 長さをカットしました




テンダー廻り、これはもう、メーカー半完成とは、とても言えない
素人工作である
錘は、鉛が酸化鉛になってしまっている⇒錘は、作り直します
床板は、プレスの板を曲げているのだが、ベンダーに旨くかかっていない
曲げが悪く、これも、作り直しか? 修正してダメならネ




修正し、ピカピカにしました





外して、溶かしちゃいました



鉛を溶かし、再整形し、取り付けました





ステップのつぶれを直しました





ダイキャスト製のシリンダー
綺麗に磨き、余分な、バリをヤスリました






動輪、スポークが曲がっていないか心配
ビニールは、開梱した気配はないが、スポークが粉を吹いている


大丈夫でした 黒染めをしました







分解し、グリスを入れ替えしました

ギヤボックス 今の物の原型、但し、中にあるゴムジョイントは、ダメだろう



ゴムが炭になっていました カッキンカッキンのボロボロ



モーションプレート、ロッド類



従台車、例の車輪径の違う取り合わせ
台車枠が粉を吹いている⇒塗装する




先台車 台車枠は、真鍮板





テンダー台車、やはり粉を吹いている 
二分割の台車でバネ付きイコライザー、良く出来ている


台車ごと黒染め処理しました



ベーカーカプラー これは、使わない ⇒ KDに変更します



ドローバーの集電がちがっていました

なんと、テンダーもボイラーもアースが同じだったのだ



因って、ボイラー側のドローバーが絶縁されてなく テンダーのピンが絶縁されていたのだ
だから、テンダーと、ボイラーを配線で、結んでいるのだ
走行方向の左レールからの電気を配線で、モーターに持っていっているのだ




真鍮のスペーサーを外し、樹脂のスペーサーを入れ絶縁部を作りました



ドローバー部は、自作です 後で、メッキしました



テンダー側は、絶縁体を外し、真鍮板を半田付けし、タップ、地下付けで、導通させました
つまり、今現在の方式に変更しました




棒型モーター、缶モーターに交換したいが、使えれば使って再現します
大丈夫でした


2013/5/7 世間は、連休明け、生地完成となりました



60年前のキットを組んだようにみえますか ?
プレス物ばかりで、なんとなくトイっぽい所がふんだんにあります

が、あえて、改造は、最小限にとどめました

韓国製のごちゃごちゃしているのより、私は、このほうがおおらかで、好みだ

試運転しました O.K 牧場

60才の処女だ、まだ動きが硬い ⇒ しかたないかぁ〜









足回りは、俺より若い ⇒ しっかりしています
あたりまえだろう、60年前の新品だヨ

俺は、もう初老のポヨポヨだ しかも、最近ブタッてきた

このまま、一気に塗装してしまうかな

次回更新を、お楽しみに!!!

2013/5/12 60年前の車輌を塗装をし、完成しました





ヘッドマーク デカールを作成しました
前照灯は、φ3.0 LED球を取り付け




ライト横の「5427」の行灯も作成しました



標識灯のガラス球も入れました
何と、附属部品で、入っていたのです。




テンダーのリヤのロゴも写真を参考に入れて置きました。









60年前のキットとは、思えない、出来栄えですね
現在の模型の基本は、ほぼ、出来上がっています
なるほど、天賞堂ミュージアムの車輌です


製作の過程は、以下製作記録に書き於いています
ご覧下さい


2025/6/2 2012年に製作した車輌、DCC化します



70年以上前の品、状態を損なわないよう、モーターは交換しません

2025/6/3 電源コードを装着しました



モーターのアース端子を解放し、単独の配線を施しました

ゴムジョイントをシリコンチューブに交換



ヘッドライトの機番表示の色を反転、#5427 を白文字に変更

カラーライトが片側透明の2個しか付けてなかったので、
緑4個に変更しようと、外しにかかったのですが、取れませんでした
で、透明のφ1.5 カラーライトを追加装着しました


煙室部を銀色に塗るか悩んでいます

2025/6/6 煙室、塗りました







フロントデッキを止めるのに、M1.7 x 8 のビスを追加装着
これで、主台枠をボイラーに留め易くなりました




走行調整をしていたら、どうもギヤボックスが振れるので、ジョイントを
フッ素ゴムに交換 ⇒ 振れが止まりました




錘を作りました
手前が、70年選手
煙室にスピーカー、錘の上にデコーダーを装着します




16 x 30  8Ω 0.5W スピーカーにプラ板で、BOXを作りました

明日は、窓ガラスを入れ、組み立てに入ります

2025/6/8 モーターを載せ替え完成しました



窓ガラスを入れ、完成しました





どうしても、棒形モーターの振動と、雑音、ギヤのタタキ音が取れなかったのです

で、MASHIMA のモーターステーが丁度主台枠に載せれたので
棒形モーターと取り換えました


スッキリと、収まり、スムーズに走行しだしました

天賞堂 NYC 4-6-4 #5427 SDN136PS QSI 16 x 30 0.5W
ファンクションキー CV番号 CV値 デコーダの電線色
モーター線
電線ごとの数値 前進 後進 01[01] 02[02] 04[04]
ライト F-HEAD-L. R-HEAD-L. CAB LIGHT
F0 前進 CV33 05 ● CV51=A0
F0 後進 CV34 04 ● CV51=A0
F1 CV35 04
F2 CV36 08
F3 CV37 16
CV135 35
CV58 14

明日、YOU TUBE に、UP して完成とします